heerby SA-700Rの分解・フレット摺合せ


heerby SA-700R の大掃除続き。



とりあえず分解。





ボディの模様がカッコ良いです。





軽く拭いたので画像ではそこそこ綺麗に見えますが、それでも結構汚れています。





ネジの錆落とし。
本格的な液などは持っていないのでとりあえず55-6で漬けます。





フレットのサイドが少し当たって気になるので、やすりで軽く処理。





トラスロッドでネックを調整します。
摺合せのため真っ直ぐにします。





ナットは今回交換するつもりが無いので、マスキングテープで保護。





トラスロッドを限界まで回して、やっと真っ直ぐになりました。
ただ、これだと弦を張った時に順反りになってしまうので、アイロンでネック調整しておくことに。

文字通りアイロンが乗ってます。





マスキングテープで保護。

そういえば摺合せの前にHOSCO Radius Gauge H-RG1で指板のRを確かめたのですが、、






写真だと分かりにくいですが、ローポジション側は9-1/2"(インチ、241mm)に対して、真ん中は10"(256mm)くらい、ハイポジ側は微妙ですが12"(305mm)に満たないくらい。

これって、コンパウンドラディアス??と思いましたが、そういう設計で作ったわけではなく、たまたまそういう仕上がりになっただけなんじゃないかという推測。

それか、当時の職人の勘か。(でも、工場作業だよねきっと。)




選ぶRによって指板サイドのフレットを大目に削るか、真ん中を削るか、になるので、迷いましたが、とりあえず10"にしてサイド(1、6弦付近)を削る選択にしました。

ただ、この時はあまり深く考えなかったのですが、12インチにしておけば良かったと少し後悔。
なぜなら、後にブリッジをRが12”(305mm)のタイプに交換したから。。

使ったのはHOSCOのサンディングブロック。
サウンドハウスで見る


見てのとおり、サイド側が先に(少し大目に)削れてます。
見た目的にはそんなに変わらないですけどね。




もともとフレットが低いので適度の感じで止めておきます。

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